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3.5 梁柱
3.5.1〜3.5.4
梁柱に関する一般要件を鋼船規則C編11章に準じて規定した。
3.5.5 梁柱の寸法
梁柱の断面積に関する算式をJohnsonの公式を基に規定した。(資料−2参照)
3.6 舵
3.6.5 舵板
−1. 単板構造の舵板厚さ
普通の形状をした吊下式舵の舵軸の強度に対しては、舵の直圧力による曲げモーメントが、また、舵板の強度も同様に水平軸に対する曲げモーメントが決定的な影響を与える。
そこで、舵板のみ或いは舵板と舵軸とが一体となった各部の水平軸に対する曲げに対する安全率が、舵軸下部ペアリング下端における舵軸の曲げに対する安全率と等価であればよいと考える。
舵板のみの部分では、舵軸下端における曲げ応力が最大となるので、その位置で舵板の曲げに対する安全率を考える。また、安全率としては、舵軸も舵板も夫々の材料の降伏点、または耐力に対して考える。
図において、舵軸はm1位置、舵板はm2位置における曲げを考える。記号は下記のとおりとする。

 

 

371-1.gif

 

 

 

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